ホーム > ヴァイアブログ > ミリアム ハスケル(1899ー1981)

ヴァイアブログ

2019.08.31

ミリアム ハスケル(1899ー1981)

第二次世界大戦が終結し、アメリカではハリウッド映画やブロードウェイミュージカルなどの娯楽が花開きます。

ファッション界も、これまで主流であった伝統的なスタイルからシャネルやクリスチャン ディオールなどのモードファッションが盛り上がりを見せます。

皆が自由におしゃれを楽しめるようになり、それに従い、デザイナーたちは競うように新しいデザインや素材を発表しました。

その中でも、とりわけコスチュームジュエリーにおいて光を放つのはミリアム ハスケルでしょう。

素材選びから拘り、世界中からガラスピーズを取り寄せ、更にハスケル独自の人工パールを作り出したことでハリウッド女優やファッション誌で爆発的な人気を得ることとなります。

それはまさに「本物以上」と言わしめました。

当時はまだ、女性の社会進出が珍しかった時代。

若くしてひとりニューヨークに出て、戦前戦後を駆け抜け成功を納めた彼女の激動の人生を考えずにはいられないのです。

繊細な細工やハスケル独自の人工パールの輝きは、今なお人気です

ヴァイアブログ一覧に戻る

Page Top